会員の皆様には、よき新年を迎えられたことと存じます。足かけ三年に及ぶコロナ禍もほぼ終了。
日常が戻ってきたと言えるかも知れません。その間、大会や研究会などの学会活動の根幹をなす事業が、ままならない状況が続きましたが、ようやく昨年11月に、「芸能と風俗」をテーマとして、対面による大会を開催することができました。
一昨年までのオンラインによる開催と比べて如何でしょうか。感想としては、やはり対面を基本としつつも、オンラインを併用できれば多くの会員の参加を期待できるのではないかと思いました。また、会の運営面では常任理事会等の会議をオンラインで開催することにより遠方の役員の方々の御意見を会議の場でお聞きすることができ、大きなメリットと感じております。
なお、当面の課題として皆様にお願いしたいことがあります。それは、投稿原稿の不足です。会誌の刊行が遅れてしまう原因でもありますので、多くの会員の皆様に日頃の成果を投稿していただきたいと思います。
コロナ禍以前の状況を踏まえつつ、新たな学会活動に取り組んでまいりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。
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