日本風俗史学会  

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お 知 ら せ (会 報)

日本風俗史学会会報 811号 2024年1月のお知らせ





【本部事務局より】

  新年を迎えるにあたって 
   会員の皆様には、よき新年を迎えられたことと存じます。足かけ三年に及ぶコロナ禍もほぼ終了。
日常が戻ってきたと言えるかも知れません。その間、大会や研究会などの学会活動の根幹をなす事業が、ままならない状況が続きましたが、ようやく昨年11月に、「芸能と風俗」をテーマとして、対面による大会を開催することができました。

一昨年までのオンラインによる開催と比べて如何でしょうか。感想としては、やはり対面を基本としつつも、オンラインを併用できれば多くの会員の参加を期待できるのではないかと思いました。また、会の運営面では常任理事会等の会議をオンラインで開催することにより遠方の役員の方々の御意見を会議の場でお聞きすることができ、大きなメリットと感じております。

 なお、当面の課題として皆様にお願いしたいことがあります。それは、投稿原稿の不足です。会誌の刊行が遅れてしまう原因でもありますので、多くの会員の皆様に日頃の成果を投稿していただきたいと思います。

 コロナ禍以前の状況を踏まえつつ、新たな学会活動に取り組んでまいりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。

  二○二四年 元旦                                   会長 有 元 修 一
   
 
新入会員の募集・推薦
  新入会員を広く募集しています。
歴史学、美術史学、家政学、文学、民俗学、地理学、建築史学等さまざまな学問分野の会員が、学際的な雰囲気の中で研究交流を深めています。

入会方法は、日本風俗史学会のホームページをご覧ください。資格条件は特にありません。

入会申込みをお送りいただき、郵便振替で年会費を納入してください。後日、事務局から連絡を差し上げることで入会手続きが終了します。会員は研究発表、論文投稿ができます。


正会員        五千円
学生会員(学生・院生)四千円
 
会報はがきの廃止とメール配信への切り替え 
 

23年7月から一部の方を除いて会報はがきを廃止しています。
今後は毎月のお知らせはメールでの配信になりますので、名簿登録をして切り替えにご協力を
お願いいたします。   (総務)

切り替え対応は以下のアドレス又はQRコードからお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/1qMQ4YRAqfK3uMQoknBc8mjkJF9zHs1_ApJbkycFXCXg/


 

 


 
■日本風俗史学会   https://www.fuzokushi.jp
〒161-8539 東京都新宿区中落合4―31―1
目白大学 社会学部  鈴木章生研究室 気付
 E-メール:jimu@fuzokushi.jp
 
 

事務局のファックスは23年3月で停止しました。

連絡・お問い合わせなどは、手紙またはメールでお願いします。

 




【各支部からのお知らせ】   <お問い合わせは、各支部・分科会担当者まで

■関東支部

・近世史分科会 

・日時:1月18日(木)13時半~16時半
・場所:浅草文化観光センター内小会議室
・概要:以下の日本近世期の史料を読み、内容を考察して参ります。
 テキストは御用意致します。

①柳澤信鴻『宴遊日記』
  六義園に隠居した元大和郡山藩主の日記。季節の風物や芸能を楽しむ様子を伺えます。
今回は安永2(1773)年7月12、13日の項を読みます。
 
  ②葛飾北斎画『絵本庭訓往来』 
  日本近世期の手習いテキストとして著名な『庭訓往来』に、葛飾北斎が挿絵を描いたもの。著名な史料を再読しつつ、北斎のダイナミックな絵を堪能します。
今回は三月状往信を読みます。
 
  常連出席者だけでは判り判らないこと、そして維持してゆけないことが沢山あります。興味関心をお持ちの方の、御参加を歓迎致します 

・近代史分科会  12月は休会です。
<1月例会>
・日時:1月21日(日)14:00~
・場所:世田谷文学館 1階展示室(1階エントランス集合)
     世田谷区南烏山1丁目10−10 京王線「芦花公園」駅から徒歩5分
     
https://www.setabun.or.jp/outline/index.html#accessLink
・見学会:「衣裳は語る 映画衣裳デザイナー・柳生悦子の仕事」展
1850~80年代、映画衣装デザイナーとして活躍した柳生悦子氏の貴重な衣装デザイン原画200点余りを展示。担当学芸員による解説付きで見学いたします。
また「ムットーニのからくり劇場」(自動からくり人形)の上演もご覧いただけます。
・参加費:日本風俗史学会会員は無料、会員以外も観覧料負担で参加できます
※世田谷文学館では、「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」も同時開催中。
あわせてご観覧ください。
(見学会参加の会員はこちらの観覧料の半額も補助いたします。)
・申込み: 1月13日(土)までに山本野理子氏のメールにご連絡ください。

・服飾史分科会  ・日時:1月19日(金)18時~21時
・場所:〔不思庵〕及びZOOMオンライン
     駒込パークハウス地下1階集会室
     (JR・地下鉄 駒込駅東口徒歩5分 ℡090-8774-0074 土居さん)
・テキスト:和宮関係記録から『和宮御服召かへ并御側女着用物控』
  先月に引き続き、西中村 暁子氏より、「幕末大奥の女性服飾」について解説をいただき、テキストで語られている世界の知識を深めます。
12月は家茂崩御に伴う和宮の落飾の状況を各種の資料から検証し、武家と天皇家の服喪時の衣類の取り決めの差異を見ました
 
  オンライン参加の方は事前に連絡下さい。ZOOM IDを発行します。
遠隔の方もオンライン参加しています。お気軽にご参加下さい。

中部支部 
2月まで月例会は休会です。

関西支部 
<1月例会>
・日時:1月27日(土)10時半集合
・集合場所:京阪丹波橋駅 北出口(地下改札付近)
・概要:京都伏見の酒蔵「招德酒造」の見学と濠川・琵琶湖疏水沿いの散策

※先月の定員15名先着順の募集に対し、多くの申し込みがありましたので、残り僅かではありますが参加ご希望の方は、1月24日(水)までに青木氏にご連絡ください。

<2月例会>
研究発表会
・日時:2024年2月25日(日)14時~16時
・発表者:戸田 賀志子氏(神戸松蔭女子学院大学)
・発表題目:20世紀初頭のファッションプレートに関する一考察(仮)
・会場:京都女子大学 E校舎 E104教室
    キャンパスマップ:https://www.kyoto-wu.ac.jp/student/campus/map/
    (場所の詳細は、B門衛所でお尋ねください。)
参加ご希望の方は、2月21日(水)までに青木氏にご連絡ください。

   
 
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