日本風俗史学会　　

学 術 賞 の 記 録

日本風俗史学会研究奨励賞               回 　数 元 　号 西暦 　名　 前 　所属・肩書(受賞時) 　論 文 名 　掲 載 誌 第１回 平成5年 1993 猿田　佳那子 広島女学院大学助教授 服装関連学術図書目録形成論 『風俗』第29巻4号             水谷　昌義  大阪明生学園高等学校教諭  京都御所御常御殿の床の間  『風俗』第28巻2号              松岡　　俊    大山不動信仰  『風俗』第巻号 第２回 平成6年 1994 日比野　光敏 岐阜市歴史博物館学芸員 ぎふのすし 岐阜新聞他 第３回  平成7年 1995 佐多　芳彦 國學院大学大学院特別研究生 輦輿の雨皮 『風俗』第32巻4号             高橋　知子  愛知学泉女子短期大学講師  家の光における農村婦人作業服の変遷とその背景　 ―昭和15年の懸賞募集を中心に―  衣の民俗館研究紀要第4号              夫馬　佳代子 岐阜大学助教授  昭和初期考案の農村婦人作業服の復元とその形態的特質　―地域に伝承される労働着との比較を通して―    第４回  平成8年 1996 松本　由香 中京短期大学助教授 衣生活にみる伝統と創造　―インドネシアの手織布と現代のモードより― 『風俗』第34巻1号 第５回  平成10年 1998 片岸　博子 大阪樟蔭女子大学非常勤講師 茶色名分化の源流と下染茶 『風俗史学』2号 第６回  平成11年 1999 濱田　雅子 武庫川女子大学教授 アメリカ史にみる職業着 せせらぎ出版 第７回  平成12年 2000 村田　あが 跡見短期大学助教授 江戸時代の家相説 雄山閣 第８回  平成13年 2001 菅原　嘉孝 渋谷区教育委員会 平安時代の年中行事に関する論文 『風俗史学』11号・12号             矢萩　昭二  岩手県立みたけ養護学校教頭  東北の民俗に関する一連の論文  東北生活文化論文集他  第９回  平成15年 2003 刑部　芳則 中央大学大学院生 岩倉遣欧使節と文官大礼服について 『風俗史学』19号             村上　弘子  明治大学大学院生  『高野山往生伝』撰者如寂について 　　―その信仰と撰術意識を中心に― 『駿台史学』第115号  第１０回  平成16年 2004 安原　美帆 奈良女子大学COE研究員 雑誌『糧友』にみる兵食と一般家庭の食との関連について 『風俗史学』22号 第１１回  平成17年 2005 荒尾　美代 昭和女子大学国際文化研究所客員研究員 明和年間から天明年間における池上太郎左衛門幸豊の白砂糖生産法　 ―精糖技術「分蜜法」を中心として― 『風俗史学』28号 第１２回  平成18年 2006 小沢　詠美子 成城大学非常勤講師 浅草花屋敷の成立と展開 　― 幕末・維新期を中心に ― 『風俗史学』29号 第１３回 平成19年 2007 橋爪　伸子 香蘭女子短期大学准教授 埋もれた朝鮮菓子 　― 「くわすり」を事例として ― 『風俗史学』33号 第１４回  平成20年 2008 青木　美保子 神戸ファッション造形大学准教授 大正・昭和初期の着物図案 　― 松坂屋の標準図案をめぐって ― 『風俗史学』34号 第１５回  平成21年 2009 宮坂　新 中央大学大学院生 江戸周辺農村における「余業」経営者の存在形態 『風俗史学』35号             宇田　哲雄  川口市教育委員会  鋳物工場の屋号と家印について  『風俗史学』38号 第１６回  平成24年 2012 満薗　勇  日本学術振興会特別研究員 「両大戦間期における婦人雑誌代理部の通信販売―新しい生活モデルと商品文化の展開―」  『風俗史学』43号  第１７回  平成25年 2013 玉井　建也  共立女子大学非常勤講師 「長崎警固役の歴史的意義 　　　　―正徳新例を転換点に―」   『風俗史学』48号  第１８回  平成27年  2015 川﨑　瑞穂  国立音楽大学大学院生  「秩父市旧荒川村における 　　　　ヤマトタケル伝承と狼信仰」 『風俗史学』53号            川村　由紀子 國學院大学大学院 特別研究生  「享保期における江戸幕府作事方と 　　　　　　　　　　　大工職人」  『風俗史学』56号  第１９回  平成28年  2016 鬼頭　篤史  京都大学大学院生  「大正末期～昭和初期の店員像 　　―雑誌『商店界』を中心に―」　 『風俗史学』60号              尾脇　秀和  神戸大学経済経営研究所 学術研究員  「近世帯刀風俗の展開 　　―氾がる身分標識とその実態―」 『風俗史学』61号                このページのTOPに戻る↑